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このブログはいつも小説メインでやってる香芝の日記のみブログです。主に部活?かな?
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捨て台詞をはいて、家を出たそのとき。

「うるさいっっ!!」

そう言って、追いかけてきたのはおねえちゃんだった。
それは、いつものお姉ちゃんとはなんか違ってて。
私はひたすら逃げたけど、背中をドンと押されて、
道路に崩れた。

「お前のほうがダサいくせに!!」

そう言って、私のバックの中から水筒と譜面台を取り出した。
そして一気に振り下ろす――・・・

「やめなさい!!」

お母さんが、お姉ちゃんの後ろから、つかみかかった。

「やめろっていってるだろうがっっ!!」

お母さんは、お姉ちゃんの手から水筒と譜面台を取り上げた。
お姉ちゃんは、家の中に逃げていった。

その前に、私にこう言った。

「コケてやんの、ダサっ。」

そう、捨て台詞を。
お母さんは、私に「大丈夫?」と言ったから、
「大丈夫」と答えたけど、

「足、消毒する?」

そういわれるまで、すりむいて血が出た右ひざに、気づかなかった。



普段は、結構仲がいいほうだと思う。
ケンカは多いけど、なんだかんだ言って、
恋バナなんかもできちゃうし、お化粧だって、髪の毛だって、
お姉ちゃんは私のこときれいにやってくれる。
だけど、時々こんな風に、違うことがある。
そのとき私は、どうしようもなくお姉ちゃんが憎たらしくなる。
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お姉ちゃんは成績が、中学の頃から悪かった。
おかげで取り得はピアノくらいしかなくて、受験のときも
音楽学校に決めきってピアノばっかやってた。
弾けると、すぐに遊びに行ってた。

高校に入ったら、少しはがんばるでしょ。

そう言って、親は高い学費を払ってお姉ちゃんにピアノを
やらせてあげてる。
公立の一番レベル低い学校だったら、入れたのに。
そのため、私は自分から「ケータイいらない」も、
「ゲームいらない」も、「服は自分で買う」も、
言ってきたのに。我慢してきたのに。
大学だって行きたいのに、このままじゃ家から
そんなお金出せないって言われる。
高校受験だってレベル高いとこ行きたいけど、
むりして行って私立になると思うと怖い。
それなのに。

「なんで私をこんな学校に行かせたの!」

そう言って、お母さんをばしばし叩くお姉ちゃんが、
ピアノをガンガン殴るお姉ちゃんが許せなかった。

「学校にケータイ持っていかないでビビッてるなんて、
ダサい!」
「スカート短くしないなんて、ダサい!」
「真面目に勉強するなんて、ダサい!」

そういうから、出掛けに言ってやった。


「そう言って、結局ケータイ見つかって泣いてるあんたが一番
ださくない?」


そして、家を出た―――、ときに。





もう少し。続く。
お姉ちゃんはいつもそうだ。
そうやって、いつも没収されて、親に始末書書かせて、
それで、平気な顔してまた持ってく。
ただ、今日の朝は違った。

「やだ!絶対持ってく!!」
「ダメだって何度言ったら分かるんだ!!!」
いつも朝早くに出て行くはずのお父さんとお姉ちゃんが、
今日は両方とも出ていなかった。
ましてや、お姉ちゃんなんて学校に行く準備すら
まともにできてないみたいだった。
「どうしたの?」
お母さんにそう聞くと、
「また、あいつがケータイ学校に持ってくって・・・。
昨日先生と面談があって、没収されたケータイ返してもらった
ばっかりなのに。それで、お父さんが怒ってて。」
と、肩を落とした。
ふーん、って、パンにかじりついたのだけれど。
いつのまにか、お父さんはお姉ちゃん兼お父さんのケータイを
もって、会社に行っていた。
お姉ちゃんも、髪の毛を急いでセットし始めた。

ただ。そのときに言ったんだ。

「なんで私をこんな学校に行かせたの!」

・・・その言葉が、とっても許せなかった。




もうちょっと、いや、まだまだ続く。
「うるさいっ!ダサいのはお前じゃん!!」

いい加減、カテゴリー『家のこと』にも記事増やさないとね、って。
今日色々あったし、ぶちまけようって。
思えたのは、あれから何時間も経った今のこと。

私の家の家族構成は、割と普通にお父さん、お母さん、お姉ちゃん、
私の四人で成り立ってる。
お父さんとお母さんは共働きで、私立の音楽高校のべらぼうに高い学費と
私の中学の学費のために毎日働いてくれているわけで。
問題は、その音楽学校に通うお姉ちゃん。

「ケータイくらい、持ってったっていいじゃん、みんな持って行ってるし。」
お姉ちゃんは、そう言って高校に入ってから毎日ケータイを
もって行ってる。
一応、校則ではケータイは持ってきちゃいけないことになって
いるんだけど、どうやらお姉ちゃんの学校に忠実に
校則を守ろうとする生徒は一握りもいないらしい。
結果、先生は黙認し、決定的なことがない限り没収はされない。
要するに、授業中に鳴っても実物を見ていない先生はスルー。
友達は一斉に咳き込む。
そんな、学校なのだけれど。

「今度、ご両親は学校まで来てください。」

その言葉を、電話ごしに何度聞いたのだろうか。




もうちょっと続く、お姉ちゃんの迷惑話。
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心底ネガティブでごめんなさいな性格。
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